宿泊施設にはホテル、旅館、民宿など様々な形態があります。
そしてそれらは宿泊し、その施設の提供する食事を頂いたり、温泉があれば入浴を楽しんだり、それぞれの宿泊施設ごとに持ち味を満喫することができます。
ではグリーンツーリズムはどうでしょうか。特に大分県ではグリーンツーリズムを「農家民泊」ではなく、「農村民泊」と表現しています。つまりそれは一軒の農家のみにスポットを当てるのではなく、農村全体に目を向け、地域に関わりを持ってもらう宿泊のかたちを意味します。
受入家庭の方と語らい、一緒に食事を作り、その土地にまつわる歴史、文化、自然について触れ、時には地域ならではの農林水産業を体験することもあります。
単に宿泊を目的として泊まるのではなく、人と人との交流を通して地域を深く知り、訪れた人が心身ともにリフレッシュして帰れる“家族のようなおもてなし”を味わえるもの、それが国東半島のグリーンツーリズムです。