国東半島では農泊受入家庭に数名ずつに分かれて宿泊し、各家庭ごとに用意した農業体験を主体として体験プログラムを実施します。目的は人と人との交流を通じて農業や食の大切さを学ぶことはもちろん、農村地域を知り、その土地の特徴を理解し、地域の課題やその解決策を考えるといった幅広い学年での成果が期待できるものとなっています。
入村式を体育館等で終えた後は各家庭へ分散し、家庭ごとの食事や体験プログラムを実施した後、宿泊します。それぞれの家庭で異なる内容ですが、各家庭ごとの特徴として提供しています。
先生の宿から各受入家庭を回る巡回作業は事務局車両にて対応します。緊急連絡が受入家庭より事務局へ入った場合は、先生本部へ連絡した上、対応には事務局から車を出します。
基本的に食事の準備は体験学習の一環として生徒・学生の皆様も受入家庭の方と一緒に行います。各家庭で収穫した野菜などを中心に地元の食材を調理します。
教育旅行にて農村民泊をご利用の方は近隣の公共施設にて入浴します。諸事情により、受入家庭のお風呂の使用を希望される場合は事務局までお伝え下さい。
教育旅行の場合は半日2〜3時間程度の体験プログラムを行います。各受入家庭ごとに異なる体験となりますが、その家庭に関わる農作業が中心となります。滞在時間によっては午前と午後に体験プログラムを実施することもあります。
教育旅行の受け入れは春と秋に集中しますが、春と秋に受入前会議、受入後の会議をそれぞれ2回の計4回行い、更に情報共有、スキルアップを目的とした料理研修や体験プログラム研修などを定期的に実施しています。
受入れ人員は豊後高田市が60〜70名、国東市が40〜50名、隣接市との合同受入れにて合計140〜150名程度となります。 但し、すでに予約をお受けしている場合など、お受けできないこともございますので、まずは大分県グリーンツーリズム東部地区連絡協議会(国東市観光協会グリーンツーリズム兼)までお問い合わせ下さい。